内蒙古初の地下鉄、地下区間レール敷設完成 高地・寒冷地域で初の冬季工事

人民網日本語版 2019年04月29日14:48

地下鉄レール敷設工事に携わる作業員(撮影・烏■娜、■は女へんに亜)。

内蒙古(モンゴル)自治区で初の地下鉄路線となる呼和浩特(フフホト)市地下鉄1号線の地下区間レール敷設工事が28日、全て完成した。中国新聞網が伝えた。

呼和浩特市地下鉄1号線は、全長23.2キロメートル。全線には計19駅が設けられ、その内訳は地下駅が16駅、高架駅が3駅となっている。車両区と停車場を含む、上り・下り合わせたレール敷設距離は69.668キロメートルに及ぶ。呼和浩特地区の地質・環境条件の影響を受け、施工環境に関しては、作業空間が狭く小さい、高地・寒冷地区のためレール溶接とコンクリートの品質管理が難しいといった難関が数々あった。

中国中鉄呼和浩特市地下鉄1号線建設指揮部の張剣指揮長は、「高地・寒冷地域における冬季の地下鉄レール敷設工事は、国内で初めての試みだった」としている。

現時点で、すでに54.6キロメートル分のレール敷設が完了しており、6月30日までに高架区間の敷設工事も終わり、全線の敷設が竣工する見通し。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年4月29日

  

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング