「メーデー」(5月1日)連休が近づくにつれて、各旅行サイトなどの予約人数が増加し続けており、子連れ観光、山遊びや水遊び、ビーチリゾートといったテーマの旅行が人気を集めている。旅行サイトの「驢媽媽」が先日発表した「メーデー連休旅行予測報告」(以下、「報告」)によると、「メーデー」連休期間中における「1日から3日間」の小旅行の予約が58%に達し、なかでも2泊3日のフリープラン商品の人気が最も高くなっている。経済日報が伝えた。
「メーデー」連休はちょうど春夏の変わり目の時期にあたり、気候もほどよく、1年において最も旅行に適したシーズンとなっている。そのため連休を利用して、子供を連れて近場で休暇を過ごすことは多くの観光客が選択する第一候補となっている。「報告」によると、「メーデー」連休の子連れ小旅行の人気はとびぬけて高く、子連れで旅行する家庭が6割に達している。なかでも「テーマパーク」を目的地とした近場の観光商品に予約人気が集中している。上海ディズニーリゾートや広州長隆観光リゾート、北京歓楽谷(ハッピーバレー)、常州恐竜パークといったテーマパークが人気を集めており、「メーデー」連休中はまさに「黒山の人だかり」になると予想されている。
またなかには、「メーデー」連休に3日間の休みと1日の週末をくっつけて、8日間の大型連休にして、海外に旅行する観光客も一部見られる。複数の旅行サイトを取材したところ、「メーデー」連休期間中の出国延べ人数は昨年に比べ、約8ポイント増となっていることが明らかになっている。
各旅行会社の予約データをみてみると、上海や杭州、広州、蘇州、常州、北京、珠海、無錫、湖州、南京などが観光客の予約人気を集めている中国国内の旅行目的地となっており、タイや日本、シンガポール、ベトナム、インドネシア、米国、アラブ首長国連邦、トルコ、ロシアが人気の海外旅行目的地となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年4月27日