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中国が5G緊急救援システムを初めて災害医療救援に応用

人民網日本語版 2019年06月21日15:04
中国が5G緊急救援システムを初めて災害医療救援に応用
遠隔立ち合い診察現場に用意された5G設備(撮影・劉忠俊)。

四川長寧県中医院の地震による負傷者の応急処置室で19日、5G技術によるリアルタイムな遠隔動画立ち合い診察がスムーズに行われた。遠隔地にいる専門家が病室内にいる医師をリアルタイムで指揮し、患者に対し心臓カラー超音波検査および腹部血管や頸部血管、脚部静脈などのBモード超音波検査を行った。超音波検査の画面は5Gネットワークを通じてリアルタイムに300キロ以上離れた四川省人民医院に送られ、専門家チームの検討・判断材料となった。ネットワークを通じて病室からも専門家らの映像を確認でき、また検査データも専門家へタイムリーに伝送された。遠隔側と現場側の医師どうしの対話はほぼタイムラグがなく、まるで面と向かって話しているかのように行われ、最終的に手術プランと麻醉プランを確定した。中国が5G緊急救援システムを災害医療救援に応用するのはこれが初めてだという。中国新聞網が伝えた。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年6月21日

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