就職支援サイト・智聯招聘は18日、このほど行った半期調査研究で回収した2万2131件の回答を分析して、「2019年サラリーマン半期調査報告」を発表した。「武漢晩報」が伝えた。
▽ホワイトカラーの8割「昇進昇給なし」
春節(旧正月、今年は2月5日)の後は一般的に昇進のタイミングになるが、今回の調査データによると、上半期にはホワイトカラーの85.1%が、「昇進も昇給もしなかった」と答えた。
今年上半期は就職が難しく、昇進も難しかったのと同時に、ホワイトカラーの給与にも大きな変化がなかった。調査データによれば、働く人の61.8%が「上半期の給与は据え置きだった」と答え、17.4%が「給与は上がらないどころか下がった」と答え、「上がった」は20.8%にとどまった。
給与が上がった2割の人々のうち、「10%に満たない昇給」が48.7%、「10-20%の昇給」が32%に上り、大幅に上昇したのはごく限られた人だけだったことがわかる。
仕事と生活がますます切り離せなくなった状況の中で、多くのホワイトカラーが一日8時間以上働いている。調査データによると、「給与を時給に換算すると20元(1元は約15.7円)に満たない」が28.6%に上り、最多は「20-50元」で44.3%を占めた。
▽「結婚を催促された」が4割
結婚や恋愛はサラリーマンに共通の悩みだ。結婚適齢期の人は家族や友人たちからの結婚の催促にしょっちゅう対応しなくてはならないといい、「上半期に結婚を催促された」サラリーマンが39.1%いた。
伝統的な観念とは異なり、結婚を催促された人は女性より男性が多く、女性は37.9%だったが、男性は40.3%に達した。広く議論を巻き起こした現象の「行き遅れた女性」より、「行き遅れた男性」の未来の方が心配されている。
興味深いのは、給与の多寡と結婚を催促されることとの間にはマイナスの相関関係があり、給与が高い人ほど結婚を催促されないということだ。月給5千元以下の層は催促される確率が最も高く43.7%に達した一方で、2万元以上の層は14%にとどまった。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年6月19日