7月1日より、「上海市生活ゴミ管理条例」が施行された。「牛乳の紙パックを10個集めたら、乳製品1個と交換します」、これは市民が積極的にゴミの分別に関わることを奨励するため、上海市では牛乳の紙パック10個を集めると、牛乳1本と交換してもらえるなどの活動を展開している。経済日報が伝えた。
牛乳の紙パックを牛乳と交換することは、ゴミ分別に対する市民の意識を高める一助となるだけではなく、回収された紙パックが、テーブル・椅子や文房具などの物品に加工されて生まれ変わり、コミュニティに贈呈され、まさに一挙両得といえる。市民の環境保護意識を高めるためには、市民の参加度を高めるようなさまざまなシステムを発表し、活用する必要がある。当然のことながら、ゴミの分別は、奨励と制約を同時進行させ、一連の管理手段を用いて、ゴミ発生源からの抑制・分別コストの負担割当・ゴミ分別の徹底不備といった問題をしっかり解決し、ゴミ分別の実施体制を全面的に確立していく必要がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年7月2日