中華人民共和国成立70周年を祝い、中日両国の友好関係を一層強化するため、日本の中国留学経験者同窓会と早稲田大学孔子学院が共同で主催し、在日本中国大使館、日中友好議員連盟が後援する「新中国成立70周年特別講演会・写真展・中国留学経験者訪中団報告交流会」が、28日に日本の東京で行われた。人民網が伝えた。
会場には、「中国人民は立ち上がった」、「改革開放」、「新時代に向かって進む」の3テーマに分かれて貴重な写真が数多く展示され、中華人民共和国がこの3つの歴史的段階において行った非常に大きな努力と勝ち取った偉大な成果が詳しく紹介された。
孔鉉佑駐日大使は、「中国共産党の正しい指導の下、中国は長足の発展を遂げ、この70年間に中華民族は立ち上がって次第に強くなり、中国のGDP(国内総生産)は1952年の679億1千万元(1元は約15.2円)から昨年は90兆300億元に増加し、これと同時に中国の総合的国力や社会生産力も大幅に向上し、現在の中国は世界一の貿易国であり、世界一の外資誘致国であり、世界2位の外資流入国だ」と述べた。
孔大使はこれからの未来に両国関係をどのように一層発展させるかをテーマに講演し、「中国と日本は世界の1位と2位のエコノミーであり、お互いにとって非常に重要な隣国であり、中日両国はアジアと世界の平和・繁栄に対して共同で重大な責任を担っている。今年は中華人民共和国建国70周年で、日本も『令和』時代に入った。中日両国と両国関係は新たな歴史的スタート地点に立ち、新たな発展チャンスを迎え、主要20ヶ国・地域(G20)大阪サミットの会期中には、中日両国の指導者が新時代の要求に合致した中日関係を共同で構築し、中日関係が正しい軌道に沿って前進するよう共同で推進することについて重要な共通認識に到達した」と述べた。
日本の衆議院議員で、中国留学経験者同窓会の会長を務める近藤昭一氏は、「少し前に、中国留学経験者訪中団が中国の深センと広州を訪問した。自分が1980年代に中国に留学していた頃に比べ、今の中国は想像もできないほどのペースで発展し、天地がひっくり返る変化が起きている。中国は発展の過程で数多くの困難に見舞われたが、中国共産党の指導の下、こうした困難を一つ一つ克服して今の成果を達成した。今回のイベントの場を借りて、新中国成立70周年に心からの祝福を送る」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月29日