新中国成立70周年

商務部、中米経済貿易協議の進展状況について (2)

人民網日本語版 2019年09月29日08:55

中米貿易戦争に勝者はいない

【記者】米中貿易全国委員会の最近のビジネス調査によると、会員企業220社のうち、多くの会社が中国での販売が縮小していると答えており、理由としてますます多くの中国人顧客が米国企業をビジネスパートナーとして信頼できないと考えるようになったことが挙げられる。報道官におたずねしたいのは、中国がまもなく発表する「信頼できないエンティティー・リスト」に米国企業は入っているか。米国との間に貿易紛争が存在する状況の中で、中国は引き続き米国に多くの善意を示しているが、中国はしばらくは米国企業をこのリストに入れないことを考えたのか。リストはいつ発表されるか。

【高報道官】まず、米中貿易全国委員会のビジネス調査が改めて明らかにしたように、貿易戦争に勝者はおらず、米国の企業と消費者が深刻な損失を被ることになる。

次に、中国が「信頼できないエンティティー・リスト」制度を構築した目的は、公平な競争が行われる市場の秩序を維持することにあり、絶対に特定の国の企業、組織、個人を対象にしたものではない。

中国は米国企業を含む世界各国の企業が中国で投資と経営を行うことを歓迎し、揺るぎなく法律に基づいてこうした企業の合法的権利を保護する。現在、「信頼できないエンティティー・リスト」制度は国内プロセスを踏んでいるところだ。

中米の次の協議は10月何日か?

【高報道官】現在、双方は第13回中米経済貿易ハイレベル協議の具体的段取りについて密接なコミュニケーションを維持し、より多くの詳細な情報があれば、速やかに公表するとしている。

米国が対中追加関税の除外リスト発表 商務部は歓迎

【記者】報道によると、中国は米国産の豚肉や大豆の購入を増やすことを検討中という。商務部はこの情報を確認するか。米国が先週発表した対中追加関税の除外リストについて、中国のコメントはどうか。

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