新中国成立70周年

商務部、中米双方は密接なコミュニケーションを維持

人民網日本語版 2019年09月27日15:15

商務部(省)の高峰報道官は26日に行われた同部の定例記者会見で、「現在、中国と米国の双方は密接なコミュニケーションを維持しており、10月に米ワシントンで開催される第13回中米経済貿易ハイレベル協議が積極的な進展を遂げられるよう、しっかり準備を進めている。中国企業は米国産農産品について価格の問合せと調達を行っており、相当規模の大豆と豚肉の取引が成立した」と述べた。新華社が伝えた。

9月19日と20日の両日、中米双方の経済貿易チームがワシントンで副大臣協議を行い、共同の関心である経済貿易問題について建設的な話し合いを展開した。双方は代表が10月にワシントンで開催する第13回中米経済貿易ハイレベル協議の具体的な日程を真剣に話し合った。

高報道官は、「中国の協議に対する立場は終始一貫した明確なもので、米国が中国と向き合って進み、平等と相互尊重を基礎として、対話と協議を通じ、互恵・ウィンウィンの解決策を見つけることを願う。これは中国にプラスであり、米国にプラスであり、世界全体にもプラスになる」と述べた。

高報道官は、「我々が把握したところでは、最近は中国企業が市場化の原則および世界貿易機関(WTO)のルールに基づいて米国産農産品について価格の問合せと調達を行っており、そして相当規模の大豆と豚肉の取引がすでに成立し、国務院関税税則委員会はこうした調達を追加関税の対象から除外するとしている」と述べた。

また高報道官は、「質の高い農産品に対する中国の市場ニーズは大きく、中米両国は農業分野で相互補完性が高く、協力の見通しは明るい。双方が共に努力し、実際の行動を取り、協力のために有利な条件を作り出すことを願う」と述べた。

高報道官は米国がこのほど発表した対中追加関税除外リスト第9弾については、「中国はこれを歓迎する。これは米国の企業と消費者にプラスであり、中国企業にプラスであり、協議のための良好な条件作りにもプラスになる」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年9月27日

  

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