新中国成立70周年

「観光地でデリバリー」が注目集めた国慶節の7連休

杭州断橋付近で約4千人がデリバリーでご当地グルメ味わう

人民網日本語版 2019年10月08日16:37

地元ならではのレストランに行きたいけど、長時間並ぶのはいやという人や、夜食を食べすぎたので胃腸薬がほしい人、観光地のレストランは高すぎるのでお金がもったいないという人など、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた7連休中に、旅行先でこうした経験をした人は多かったに違いない。そんな場合、スマホでデリバリーサービスを利用すれば、あっという間に解決できる。銭江晩報が報じた。

あるオンラインデリバリープラットフォームの統計によると、10月1日から3日にかけての3日間、中国全土の人気観光地で観光客100万人以上が観光地でデリバリーサービスを利用した。例えば、浙江省杭州市では、観光客3760人以上が、西湖の断橋周辺で、麺料理の「片児川」をデリバリーで注文した。また、薬をホテルまで配送してもらうサービスの利用が前年同期比で6倍まで増えた。このように国慶節の連休中に、旅行先でデリバリーサービスを利用する「観光地でデリバリー」が新たなトレンドとなっている。

西湖の断橋周辺で約3760人が片児川をデリバリーで注文

オンラインデリバリープラットフォームの統計によると、10月1日から3日にかけての3日間、中国全土の人気観光地で観光客100万人以上が観光地でデリバリーサービスを利用した。ユーザーが普段サービスを利用している都市と、国慶節の連休中に利用した都市を比較して分析すると、杭州を訪問した観光客のうち、デリバリーサービスを最もよく利用していたのは、上海、北京、南京から来た観光客だった。

杭州の各観光スポットのうち、「観光地でデリバリー」の利用数が最も多かったのは西湖断橋、西溪湿地、南宋御街だった。杭州の物流企業の責任者である張飛氏によると、西湖区でデリバリーの注文数が最も多かったトップ3は、西湖断橋の周辺、虎■(■は足へんに包)、杭州少年宮付近だった。

観光客のデリバリー利用統計を分析すると、杭州で最も人気の観光スポットやご当地グルメのデータもそこから見てとれる。

杭州のご当地軽食のうち、観光客がデリバリーを利用して注文した最も人気の軽食は片児川、葱包▲(▲は火へんに会)、荷花酥で、増加幅はそれぞれ24%、82%、61%だった。そのうち、観光スポットエリア内で片児川を注文した観光客は延べ約1万9100人で、うち3760人が西湖断橋周辺で注文していた。

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