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ハルビン市投資・観光説明会が日本で開催 交流と協力を拡大

人民網日本語版 2019年10月12日16:55
ハルビン市投資・観光説明会が日本で開催 交流と協力を拡大
挨拶するハルビン市長の孫喆氏。

黒竜江省哈爾浜(ハルビン)市と日本の経済貿易や観光、農業など多くの分野における交流・協力展開を促進するため、ハルビン市政府と日中経済協会が共同開催した「2019(東京)哈爾浜市投資・観光説明会」が10日夜、東京で開催された。ハルビン市長の孫喆氏、中国在日本大使館経済商務処公使の宋耀明氏、日中経済協会専務理事の杉田定大氏、在日本中国企業協会会長の王家馴氏、日本の国会議員及び中日両国の企業界や観光当局の関係者ら約200人が出席した。人民網が伝えた。

孫喆市長は挨拶のなかで、「日本と黒竜江省及びハルビン市は、資源条件や経済構造、発展レベルなどの面で相互補完性が高く、黒竜江の重要な協力パートナーであり、近年、双方の協力関係は絶えず深まり、経済貿易交流はますます頻繁になっている。交流会を契機に、双方のグリーン農業や食品工業、ハイエンド装備製造、鉱物資源開発、文化・観光、高齢者ケア・健康などの分野における協力を大いに推進し、地方都市の角度から、民間友好交流と人的・文化的交流を推進し、中日友好に貢献していきたい」と述べた。

宋耀明公使は挨拶のなかで、「中日経済貿易協力は両国の発展にたえまなく原動力を提供しているだけでなく、世界の経済発展と繁栄にとっても有益だ。日本の経済貿易・観光界が今回の説明会を契機に、もっとハルビンを訪れ、ハルビンならではの魅力を感じると同時に、ハルビンを支点に、『一帯一路』(the Belt and Road)をよりどころとして、中国での業務の新たな成長源を切り開くことを望んでいる」と指摘した。

王家馴会長は、「日本の高齢化の勢いはますます厳しいものになり、経済・社会の発展は極めて大きな試練に直面している。中日は手を携えて経済貿易や文化・観光、バイオ医薬、高齢者ケア・健康など多くの分野で交流・協力を展開していくべきだ」と述べた。

杉田定大専務理事は席上、「今年8月、日中経済協会と中国側が共同主催した日中経済交流協力会議がハルビンで開催され、日中経済交流協力を促進する具体的措置について突っ込んだ議論を行った。また今回の孫喆市長の訪日期間中にも、双方は製造業や健康・高齢者ケア産業、観光業、革新・起業などの分野で協力を強化する予定となっている。ハルビンと日中経済協会が今後も日中経済協力のさらなる発展をいっそう推進することを期待している」と述べた。

この日行われた観光説明会では、日本の衆議院議員の青柳陽一郎氏と鷲尾英一郎氏、中国在東京観光代表処首席代表の王偉氏も挨拶を行った。またハルビン市政府代表は、出席した来賓にグリーン有機食品加工やハイエンド装備製造、バイオ製薬、文化・観光の4分野について重点発展目標を説明した。観光説明会では、日本ハルビン商会の設立式、中日双方企業界の複数項目にわたる協力覚書調印式も行われた。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年10月12日  

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