東京・渋谷の街頭で10月31日夜、年に1度のハロウィンの盛大なイベントが催された。東京警視庁はトラブルを防止するため、大規模な警官隊を派遣し、現場の警戒と治安維持に当たらせた。人民網が伝えた。
日本のある女子大学生(20)は、「ハロウィンのイベントに参加するのはこれが初めて。仮装した人ばかりでまるで異次元の世界に入ったような感覚があり、とても面白い」と話した。街頭ではイベントに参加する中国人の家族の姿も見られた。子供は「キョンシー」の扮装をし、おなじみのジャンプしながら前進する動作をしていた。周囲の人々が足をとめ、「かわいい!」という声がたびたび上がった。
盛大なイベントではあるが、現場ではトラブルも絶えず発生した。警視庁の調べによると、31日夜に男(18)が女性のスカートの中に手を入れ、痴漢の疑いで現行犯逮捕された。ある大学生(22)は他人とトラブルになった際に、止めに入った警官の顔を殴り、公務執行妨害で逮捕された。警察はさらに、店員の顔を張った男などを逮捕した。10月31日夜から11月1日未明まで、渋谷で9人の逮捕者が出た。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年11月1日