中国1-10月対外貿易は安定の中で質向上 輸出入額2.4%増

人民網日本語版 2019年11月13日13:39

商務部(省)対外貿易司の責任者が12日に説明したところによると、今年1-10月には、中国の輸出入総額が前年同期比2.4%増加し、このうち輸出は4.9%増加し、輸入は0.4%減少とわずかに減少した。同期の対外貿易の発展状況は安定の中で質が向上するというものだった。世界貿易機関(WTO)の最新データに基づいて世界と比較すると、今年1-8月の中国の輸出入増加率は世界の主要エコノミーの平均を上回った。新華社が伝えた。

データから対外貿易構造が最適化を続けたことがわかる。国際市場での展開をみると、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国との輸出入が9.4%増加し、輸出入全体に占める割合は2013年より4.1ポイント(p)上昇して29.1%になった。国内各地域での展開をみると、中部・西部地域の輸出が13.8%増加し、増加率は輸出全体の増加率を8.9p上回り、輸出全体に占める割合は前年同期より1.4p上昇して18.1%になった。商品構造をみると、電気機械製品が輸出に占める割合が58.3%に達し、このうち集積回路、太陽光発電の製品、掘削機械、医療機器など高品質、ハイテク、高付加価値の製品の輸出が急速な伸びを保った。

同責任者は、「現在、新たな改革開放の波が対外貿易の発展に新たな活力を注入し、第2回中国国際輸入博覧会の開催は成功し、行政のスリム化と権限移譲は踏み込んで推進され、政策のメリットが徐々に発揮され、ビジネス環境は持続的に改善され、企業の政策を受けた獲得感が強まっている。アンケート調査では、回答企業の70%以上が、『対外貿易の安定政策の実施状況に全体として満足』と答えた。今後、商務部はさらに力を入れて予想を安定させ、信頼感を安定させ、企業を安定させ、貿易の高い品質の発展を促進していく」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月13日

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