11月11日は、「オンライン爆買いデー」として定着する前から、「独身デー」と呼ばれていた。58安居客不動産研究院と58同城自動車研究院はこのほど、一線・新一線都市に住む独身者を対象とした報告書「2019年独身者居住報告」を発表した。華西都市報が伝えた。
以下は報告の概要。
不動産購入に対する考え方
住宅購入の目的は、結婚と自分で住むため
マイホーム購入という行為について、独身者は一般的に、家を手に入れることは結婚にとって重大であると認識しており、回答者のうち、「結婚する前にマイホームを購入しておく」と考える人は57.1%に上った。また、独身者の7割以上が、「マイホーム購入は、将来結婚するために必要だから」と認識していた。このほか、「自分が住むために家を購入する」とした人の割合も7割近くを占め、この2点が、独身者が家を買う主な目的となっていた。
家を買うことは、一般には人生最大の支出であるといえる。「男性側が不動産購入費用の全部あるいは一部を負担すべき」と考える人は47.8%に上り、「男女が共同で負担又はどちらでも構わない」とした人の割合は、独身男性より独身女性の方が高かった。また、独身者の4分の3は、「マイホーム購入時には、親から資金援助を受ける」と答えたが、そのほとんどが、「親には頭金もしくは一部の額を負担してもらうだけ」としていた。
購入物件に対する嗜好では、新居を買いたいとする独身者が多く、多くの独身者が、3ベッドルームで面積が約91-120平方メートルの住まいを希望している。住宅を選ぶ際には、場所と交通の利便性を重視し、有名不動産企業が扱う住宅を選ぶ割合も高かった。
賃貸住宅に対する考え方
独身者の7割超が普通住宅を希望
住宅価格がかなり高い一線都市では、ほとんどの若い独身者にとってマイホームは夢であるのが現状で、賃貸が次の選択肢となる。賃料が安くかつ交通の便が良い部屋に住み、水道・電気・共益費を分担するためには、ルームシェアが最近のトレンドとなっている。