「快舟1号甲遥11」キャリアロケットが13日午前11時40分、中国の酒泉衛星発射センターより「吉林1号」高分解能02A衛星を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に乗り、任務が無事に成功した。新華社が伝えた。
「快舟1号甲」は小型固体燃料キャリアロケットで、国際共通接続口を採用。主に低軌道小型衛星の打ち上げを行う。軌道投入の精度が高く、準備期間が短く、打ち上げコストが低いといった特長がある。「快舟1号甲」キャリアロケットの打ち上げは今年2回目で、これまで2017年1月、2018年9月、2019年8月に3度の商業打ち上げに成功していた。
「吉林1号」高分解能02A衛星は長光衛星技術有限公司が独自開発した新型光学リモートセンシング衛星で、高分解能、広帯域、高速データ伝送などの特長を持つ。衛星は軌道投入後、これまで打ち上げられていた「吉林1号」衛星計13基とネットワークを構築する。農業・林業・資源・環境などの業界ユーザーに、より豊富なリモートセンシングデータや製品・サービスを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年11月14日