さらば、紙の切符! 一部で12日からスマホか身分証で列車の乗車が可能に

人民網日本語版 2019年11月13日14:32

 

中国鉄路の微信(WeChat)公式アカウントによると、紙の切符を用意する必要はなくなり、身分証か携帯電話のQRコードをスキャンすることで、駅構内入場時の検査や乗車時の切符照合ができるようになった。

12日、長江デルタ地域の鉄路は合肥南駅、南京南駅、杭州東駅など45の駅で電子切符業務をスタートさせた。

中国鉄路上海局集団公司は、11月12日から12月中旬にかけて、段階的に管轄区間内の他の高速鉄道路線と高速列車停車駅に対しても電子切符を導入する計画だ。

第一陣となる45駅は、南京南、全椒、合肥、六安、金寨、蚌埠南、淮南東、水家湖、合肥北城、合肥南、長臨河、巣湖東、無為、銅陵北、南陵、涇県、旌徳、績渓北、歙県北、黄山北、江寧、句容西、溧水、瓦屋山、溧陽、宜興、長興、湖州、徳清、安慶、池州、銅陵、繁昌西、弋江、蕪湖、当涂東、馬鞍山東、江寧西、杭州東、富陽、桐廬、建徳、千島湖、三陽、杭州の各駅。

これに続く段階的導入の実施状況は、鉄路12306公式サイトや駅公告を参照のこと。

今後は、切符の紛失、紛失届と再発行、偽の切符販売などの問題が徹底的に解決されることになる。また、電子切符の導入には、切符販売効率や乗車・降車効率のアップ、設備故障率の低減など、多くのメリットがある。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年11月13日

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