中国のナイトタイムエコノミーを一層輝かせるには? (2)

人民網日本語版 2019年11月28日10:36

文化・レジャープログラムを重視すべき

今後、ナイトタイムエコノミーがより大きく発展するには、市場主体を拡大し、夜間のレジャー商品と観光商品の種類を豊富にし、供給の質を高めることが必要だ。趙氏は、「同報告によると、ストリートの夜間観光、夜市、グルメ街よりも、観光客は夜間イベントや文化施設の方に行きたがる。これはつまり、夜間の文化レジャーイベントが消費ニーズのブルーオーシャンになるということだ」と説明した。

同報告によれば、ナイトタイムエコノミーでは「旧御三家、新御三家、次の御三家」を発展させるべきという。「旧御三家」とは夜市、各種公演、観光スポットを指し、「新御三家」にはイベント、施設、ストリートが含まれる。趙氏は、「夜間イベントは文化の新たな媒体、都市の新しい名刺になることができ、文化施設は都市の新しい風景を形作り、ストリートは商品の頻度が高いエリアで、新たに登場したネットで人気のエリアでもある。ナイトタイムエコノミーの『次の御三家』とは、書店、古い歴史のある町、農村を指す。書店がより多く担うのは都市の夜間レジャーという機能であり、古い町と農村は将来の夜間観光の新たな目的地になる」と指摘した。

デリバリーサービス・美団の副社長で、美団研究院の院長を務める来有為氏はビッグデータの分析を通じ、「ナイトタイムエコノミーの消費はすでに初期の夜市から食、観光、買い物、娯楽、体験、各種パフォーマンスからなる多様化した消費へと発展した。多様な文化パフォーマンス、画廊鑑賞、ファッションショーなどが観光客のナイトライフを豊富にし、観光客に足を止めさせる重要な要因になった」ことを発見したという。

来氏は続けて、「ナイトタイムエコノミーにはより多くの新しい体験が必要で、科学技術や文化などの要素を注入する必要もある。単に昼間の営業時間を夜まで延長するだけなら、消費者を引き付ける力はない。ナイトタイムエコノミーの発展ではコンテンツや体験を重視することが必要不可欠で、特に文化と観光の融合、文化と科学技術の融合を通じて、中国内外の企業が主題が明確かつ質の高い夜間の文化レジャー活動と体験活動を打ち出すよう誘導・支援しなければならない」と述べた。

来氏の見方によれば、「若者の消費ニーズにどうやって応えるかを考える必要がある。たとえば、リアル脱出ゲームは今、若者に大変人気がある。調査分析によると、今年のリアル脱出ゲームの売上高は川上、川中、川下を合わせて100億元(1元は約15.5円)を超える見込みで、北京、上海、成都、深センのような都市で特に発展して、映画やカラオケに続く新たな消費のホットスポットになった」という。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年11月28日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング