58同城招聘研究院がこのほど発表した「2019中国の卓越した雇用機関報告」によると、今年の企業の新入社員募集が最も活発だった都市は広東省広州市だった。新入社員の初任給が最も高かったのは上海市で、企業の新入社員募集が最も多いポストは営業職、ポスト別では交通サービス系の給与が最高で平均1万元以上だった。北京日報が報じた。
今年1月から9月にかけて、運転手・交通サービス系の平均給与が最も高く1万270元(1元は約15.5円)。営業職と物流倉庫管理系がそれに続いた。報告によると、都市の交通ロードネットワークの整備が日に日に進んでいるのを背景に、交通系の職に就く人材がますます必要になっている。また、「インターネット+」のスタイルが交通の分野にも応用されているのを背景に、運転手の需要も高まっており、その所得も右肩上がりとなっている。
業界別で、新入社員募集のアクティブ度を見ると、卸売・小売業、レンタル・ビジネスサービス業、宿泊・飲食業の新入社員募集が活発で、募集全体に占める割合は30.19%、14.85%、10.91%だった。報告の分析によると、住民の消費水準が向上するにつれて、新小売、ライフ系サービス業が急速に発展し、大規模に雇用を創出している。
都市別で新入社員募集のアクティブ度を見ると、今年1-9月期、最も活発だったのは依然として一線都市と新一線都市が中心だった。トップは広州市で、前年同期比10.47%増だった。以下、成都市、深セン市、北京市、上海市と続いた。同期の新入社員の初任給を見ると、全体的に上昇しており、最高は上海市で9578元。2番目に高かったのは杭州市で9034元だった。 (編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月26日