「オープンで包括的な中国、発展し繁栄するアジア」をテーマにした第10回東南アジア諸国連合(ASEAN )プラス3(中日韓)メディア協力フォーラムが15日、四川省成都市で開催された。人民日報海外版が報じた。
人民日報社の方江山副編集長は開幕式の挨拶の中で、「人類運命共同体を構築する実践プラットフォームと重要なキャリヤーである『一帯一路』(the Belt and Road)の共同建設はアジア各国の互恵、協力・ウィンウィンの発展の余地を大いに開拓している。『一帯一路』は、現在の国際社会に最大でベストの国際公共財を提供し、発展の道とウィンウィンの道となっている。平和と発展の道を歩むことは、歴史の啓発と時代の声、必然的な選択だ。未来に向かって、私たちは開放的な協力のために各方面から提起された実務的な施策という貴重な機会をしっかりととらえ、メディアのメリットを生かし、共に平和と発展を促進していかなければならない。メディアは東アジアの声、物語の発信者、東アジアの文明と自信の発揚者、東アジアの発展と繁栄の促進者、東アジアの交流、相互信頼の構築者とならなければならない」と呼びかけた。
中国共産党四川省常務委員会の委員、宣伝部の甘霖部長は、「メディアの協力は、民心の通じ合いのための重要な架け橋だ。同フォーラムで一歩踏み込んだ交流や話し合いが展開されれば、必ず理解が一層深まり、コンセンサスをより集め、相互信頼と友好を強化することができる。各国のメディア界の関係者と共に手を携えて、包括的な交流と協力の斬新な局面を切り開き、アジア運命共同体と人類運命共同体を構築するために寄与することを願っている」と語った。
同フォーラムは人民日報社が主催し、四川省人民政府新聞弁公室と四川日報報業集団が実施しており、東南アジア諸国連合10ヶ国や中国、日本、韓国、さらに南アジア6ヶ国の主流メディア約60社、中日韓三国協力事務局の代表約150人が参加した。参加者は、「交流・相互参考 アジア運命共同体共同構築」、「協力・ウィンウィン イノベーション主導型協力の構築」、「融合発展 東アジアの民心の通じ合いをサポート」などの議題をめぐり、胸襟を開いて対話、交流し、幅広いコンセンサスを得た。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年12月16日