阿里巴巴(アリババ)集団はこのほど、2020年の東京オリンピック新計画を発表した。同社の董本洪・最高マーケティング責任者(CMO)は、「当社傘下にある淘宝や天猫、阿里雲、優酷、飛猪などのアプリを連携させ、『見る』、『遊ぶ』、『買う』などバラエティーに富んだエンターテインメントを提供し、オリンピックをより身近なイベントにして、中国人5億人が2020年の東京オリンピックをエキサイティングに楽しめるようにする」と説明した。
うち、ショッピングサイトアプリ・天猫は、オリンピックマーケティングと消費者の「見る」、「遊ぶ」、「買う」にとって第一の場となる。
天猫はまた、オリンピック開催期間中、ブランドと提携し、オリンピックのオリジナルグッズ100種類を打ち出し、消費者の「遊ぶ」、「見る」、「買う」をサポートするほか、アリババがオリンピックをきっかけに新たに爆発的成長を遂げるために寄与する。
天猫の劉博・運営プラットフォーム責任者は、「昨年、天猫は、国際オリンピック委員会(IOC)のオンライン旗艦店開設をサポートし、一人でも多くの『95後(1995-99年生まれ)』や『00後(2000年以降生まれ)』がオリンピック文化に触れ、理解する環境を作っている。天猫は既に、トップブランド100社近くと、東京オリンピックのディープマーケティングをめぐって提携することで合意した。今後、さらに多くのブランドと提携することになるだろう」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年12月17日