辞職後のメドベージェフ氏の動向は?
プーチン大統領は14日、「近いうちに連邦安全保障会議副議長のポストを増設し、メドベージェフ氏を任命するつもりだ。メドベージェフ氏は長期にわたって国防・安全保障の増強に尽力してきた。メドベージェフ氏には、辞職後も引き続き国防・安全保障面の業務に従事するよう要請した」と述べた。プーチン大統領はさらに、「連邦安全保障会議副議長のポストを増設するには、関連の法律法規を改正する必要があるが、その作業は近いうちに完了する予定だ」とし、総辞職の意向を示したメドベージェフ内閣に対し、新内閣が成立するまで十分にその義務を遂行するよう要請したという。
ロシア連邦安全保障会議は主に国家発展戦略の策定を担っており、国家計画と民生、国家安全保障と国防などにかかわる重大な問題についての施策決定を行う。現在、連邦安全保障会議の主席はプーチン大統領が務めている。
プーチン大統領は15日、ロシア連邦下院に対し、ロシア連邦税務庁のミハイル・ミシュスチン長官を新たな政府首相として指名した。ロシア人文政治研究院専門家のスラチノフ氏は、「ロシア政府閣僚は大幅に交代する。特に衛生や教育など社会問題と経済問題を担当する閣僚は交代することになる」と指摘している。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月16日
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