吉林省長春市では近ごろ、市内を走る2番の路線バスが乗客から好評を博している。その理由は、車内いっぱいに飾られた手描きの鼠のイラストだ。このバスに飾られている鼠をテーマにしたイラストは、このバスの運転士である◆凱(◆はにんべんに冬)さんの娘で、中学生の◆迦南さんが描いたものだという。迦南さんは、「もうすぐ旧暦の鼠年になるので、父の運転するバスを鼠のイラストできれいに飾ろうと思った。バスは乗客にとっては移動する家のようなもの。心を込めて飾り付けをしたのは、父や乗客がバスに乗りこんだ時に家にいるようなほっこりした気持ちになり、旧正月の雰囲気を感じてほしかったから」と語っている。中国新聞網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月17日