外交部(外務省)の7日のオンライン定例記者会見で、華春瑩報道官が各国記者の質問に答えた。
【記者】米国連邦調査局のレイ長官がこのほど米戦略国際問題研究所の会議において、「共産主義の中国よりも米国にとって大きな脅威となる国はなく、米国社会全体で行動を取って対処しなければならない」と述べた。また同じ日に米司法省のバー長官が、「中国は今や米国にとって地政学上のライバルの筆頭だ」と述べた。
【華報道官】脅威について言えば、昨年2月、(米シンクタンクの)ピュー研究所が行った国際世論調査で、回答者の45%が、「米国はこの世界にとって重大な脅威である」との見方を示したことを思い出す。この割合は米国の同盟国の中でより大きくなる。最近、米国のメディアと専門家の一部も、「地政学的に米国にとって最大の脅威となるのは、他でもない米国自身だ。現在、中国は国を挙げて上から下まで新型コロナウイルスの感染による肺炎に対抗しようと奮闘しているが、米国の一部の人は今なお中国をおとしめ、中国を攻撃しようと躍起になっており、中国は新型コロナウイルスを対抗するだけでなく、イデオロギーと冷戦の残骸のような「ウイルス」にも対抗しなければならないと教えてくれる。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年2月8日
習近平主席がWHO事務局長と会談
孔鉉佑駐日大使が日本の民間から新型肺炎関連支援物資を受領
王毅外交部長がWHOのテドロス事務局長と会談
李克強総理、新型肺炎の予防・抑制研究状況を視察
2020年の中国の重大事業は?小康社会の全面的完成 初の火星探査
人民日報社の選ぶ10大国際ニュース2019