外交部「米国の最大の脅威は米国、イデオロギーと冷戦の残骸に対抗」

人民網日本語版 2020年02月08日13:58

外交部(外務省)の7日のオンライン定例記者会見で、華春瑩報道官が各国記者の質問に答えた。

【記者】米国連邦調査局のレイ長官がこのほど米戦略国際問題研究所の会議において、「共産主義の中国よりも米国にとって大きな脅威となる国はなく、米国社会全体で行動を取って対処しなければならない」と述べた。また同じ日に米司法省のバー長官が、「中国は今や米国にとって地政学上のライバルの筆頭だ」と述べた。

【華報道官】脅威について言えば、昨年2月、(米シンクタンクの)ピュー研究所が行った国際世論調査で、回答者の45%が、「米国はこの世界にとって重大な脅威である」との見方を示したことを思い出す。この割合は米国の同盟国の中でより大きくなる。最近、米国のメディアと専門家の一部も、「地政学的に米国にとって最大の脅威となるのは、他でもない米国自身だ。現在、中国は国を挙げて上から下まで新型コロナウイルスの感染による肺炎に対抗しようと奮闘しているが、米国の一部の人は今なお中国をおとしめ、中国を攻撃しようと躍起になっており、中国は新型コロナウイルスを対抗するだけでなく、イデオロギーと冷戦の残骸のような「ウイルス」にも対抗しなければならないと教えてくれる。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年2月8日

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