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李克強総理、新型肺炎の予防・抑制研究状況を視察

人民網日本語版 2020年01月31日14:24

1月30日、中国疾病抑制センターのウイルス実験室で最新の研究進展状況を視察する李克強総理(撮影・王曄)。

李克強中共中央政治局常務委員(国務院総理、中央政府新型コロナウイルス肺炎対策指導グループ長)は1月30日、中国疾病抑制センターを訪れ、新型コロナウイルス感染による肺炎の予防・抑制に関する科学研究状況を視察し、専門家と医療スタッフから感染拡大予防・抑制についての意見や提案を聴取した。新華社が伝えた。

李総理は疾病抑制センター・ウイルス研究所の実験室を訪れ、科学研究チームの責任者から「1月7日にはサンプルから新型コロナウイルスを分離し、ウイルスの全遺伝子配列を検出し、ただちに全世界に全ての情報を公開した」との報告を受けた。李総理は、「習近平総書記は感染拡大防止について一連の重要な指示を出している。中央政府から地方政府に至るまで防止・抑制メカニズムを構築し、一丸となって防止と抑制に当たっている。我々は人民の生命の安全と健康を守ることを最優先事項とするべきであり、疾病予防システムでは寸刻もおろそかにせずウイルス源と感染発症メカニズムを突き止め、ワクチンの研究開発を迅速に進め、診療方法を絶えず改善するために技術的サポートを提供し、迅速に難題を解決し、人々の自衛・防護の意識と能力を高めなければならない」と述べた。

李総理は特に、「感染拡大阻止の戦いに勝利するために重要なのは、医療治療効果を高め、死亡率を下げることであり、ワクチンと有効な医薬品が感染拡大を食い止める『キラー』的存在となる。ウイルスをはっきりと認識して初めてウイルスに打ち勝つことができる。迅速かつ簡単に感染を確認できる試薬、ワクチン、有効な医薬品を早急に研究開発し、人々の感染拡大阻止に対する自信を増強しなければならない」と強調した。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年1月31日

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