習近平中央軍事委員会主席の承認を経て、中国軍は新型コロナウイルスによる肺炎と戦う武漢市を支援するため、医療要員2600人を増派する。武漢火神山医院の運用モデルを参考にし、武漢市泰康同済病院と湖北省婦幼保健院光谷院区で感染者の治療任務にあたる。新華社が伝えた。
武漢市泰康同済病院は病床860床、湖北省婦幼保健院光谷院区は病床700床を用意する計画だ。両院共に臨床病棟を開設し、感染コントロール室、検査室、特別診察室、放射線診断室、医療機器室、消毒供給室、情報室、医用工学室などを設ける。
今回の医療部隊は陸軍、海軍、空軍、ロケット軍、戦略支援部隊、連合後方勤務保障部隊、武装警察部隊の各医療部門で構成。軍隊は病院の収容可能人数と建設の進捗状況に基づき、数回に分けて医療要員を派遣する。第1陣の1400人は13日に武漢入りし、直ちに治療活動を始める計画だ。
現在までに軍隊は計3回・4000人余りの医療要員を武漢に派遣している。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月14日