新型コロナウイルスの感染による肺炎が発生して以来、中国の在外公館は積極的に接受国の政府、メディア、企業等とコミュニケーションを取り、中国政府による感染拡大阻止の取り組みを紹介し、新型肺炎と闘う中国政府・国民の自信と決意を伝えるとともに、共に新型肺炎と闘うための国際協力を積極的に推進している。
すでに中国は『新型コロナウイルスの感染による肺炎 公衆防護の手引き』を各国語に翻訳し、在外公館がSNS等様々な方法を通じて世界各国の人々に速やかに伝えている。調和的でない一部の声に対しては、在外公館が直ちに声を上げ、中国に対する事実無根の非難や中国のイメージを悪くする言論に反論している。
崔天凱駐米大使は米国のPBS、CBS、NPRなど大手メディアのインタビューに相次いで応じ、中国の新型肺炎との闘いや中米関係などについて、敏感な問題を避けることなく事実を率直に語る姿勢で状況を説明し、立場を明らかにした。崔大使は「新型肺炎という試練は未曾有のものであり、中国の講じている対策も未曾有のものだ。このために中国は高い代償を払ったが、より広範な利益を守った。中国の新型肺炎との闘いは、世界各国は命運が相連なり、利害が一致しており、困難や試練に連携して対処しなければならないことを再び証明した」と強調した。
現在日本は中国以外で新型コロナウイルスの感染者数が最も多い国だ。在日本中国大使館は積極的に橋渡しをし、両国の関係機関による情報・政策面のコミュニケーション及び技術交流を強化し、新型コロナウイルスによる肺炎の発症メカニズム、病原体検査、特効薬及びワクチンの開発などについて協力を繰り広げている。すでに双方はKL-6ウイルス迅速検査技術、抗体アナログ標的治療薬、安全で効率的な紫外線殺菌技術など重点技術プロジェクトについて協力している。これと同時に、日本国内の感染状況に生じた新たな変化にかんがみて、中国側も積極的に日本側をできる限り支援し、新型肺炎対策の経験や手法を共有し、手を携えて共に困難を克服しようとしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年2月19日