陝西省の西安大唐不夜城では3月25日、「起き上がりこぼし」パフォーマンスを披露する女性パフォーマーがマスクの代わりに顔を半分覆うベールを着用して演技を披露し、市民から絶賛を浴びていた。そしてこれまで「誰からも注目されない」とツッコミを入れられていた男性パフォーマーも同じくベールを着用して登場。ただ同日夜、男性パフォーマーによる演技が始まると、多くの観客が身のこなしが普段より妖艶で美しいことに気づいた。近づいてよく見ると、なんと実際に演じていたのは女性パフォーマーだったのだ。その後、男性パフォーマーの代わりに演じていたのは、女性パフォーマーの馮佳晨さんで、この夜は男性パフォーマーの代役を臨時で務めていたことが分かった。会場にいた観光客は、彼女の優雅で上品なパフォーマンスを絶賛し、「どうりで身のこなしがしなやかだったわけだ」と納得していた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月27日