テンセント、国連にリモート通信サポートを提供へ

人民網日本語版 2020年04月03日16:29

テンセントによると、国連は3月30日のプレスコミュニケで、テンセントが国連創立75周年イベントにビデオ会議及びデジタル通信ツールを提供するとともに、テンセント会議、企業版微信(WeChat)、テンセント同時通訳を通じ数千回のオンライン会議・イベントを開催することを発表した。これは新型コロナウイルスによる肺炎の影響を受け、これまで最大規模の世界の対話が中国IT企業の技術サポートにより開催されることを意味する。人民日報海外版が伝えた。

プレスコミュニケによると、新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、テンセントとの事業提携は時宜にかない、価値が大きい。テンセントが提供するビデオ会議サービスと対話・交流プラットフォームは、国連が世界のより多くの参加者と触れ合うための大きな支えになる。テンセントの技術と世界的な影響力は、国連創立75周年イベントの若年層における影響力を拡大するのに極めて重要だ。

テンセントの劉熾平総裁は「当社は全力を尽くしオンライン会議や交流などのインターネットによる技術的サポートを提供する。地球村がより緊密に結びつき、幅広い世界の対話と協力により世界の挑戦に共に打ち勝てるよう助力する」と表明した。

国連側によると、テンセントが提供する製品サポートにはテンセント会議、企業版微信、テンセント同時通訳が含まれる。国連は世界の人々に対して、これらの製品を利用し世界的な対話に参加するよう呼びかけている。

テンセント会議はすでに世界の100以上の国・地域でリリースされている。企業版微信は6000万人以上のアクティブユーザー、250万社以上にサービスを提供している。テンセント同時通訳はAI(人工知能)技術を使い、ボアオ・アジアフォーラム、世界経済フォーラムなど100以上のハイレベル国際会議にサービスを提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年4月3日

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