超豪華アーティスト80人参加のチャリティーコンサート 医療従事者らにエール

人民網日本語版 2020年04月20日15:45

世界保健機関(WHO)と慈善団体「Global Citizen」が主催した新型コロナウイルス感染症対策支援コンサート「One World: Together At Home」が北京時間の今月19日午前2時から10時まで、オンラインで開催され、張学友(ジャッキー・チュン)、陳奕迅(イーソン・チャン)、郎朗(ランラン)夫妻、レディ・ガガ、テイラー・スウィフト、ザ・ローリング・ストーンズ、セリーヌ・ディオン、ジョンレジェンドなど、超豪華アーティスト80人が参加した。

ザ・ローリング・ストーンズ

WHOのテドロス・アダノム事務局長は、同コンサートで挨拶を述べ、「各国が団結して未曾有の人類の危機を乗り越えよう」と呼びかけたほか、「音楽という世界共通の言葉を通して、世界の新型コロナウイルスとの闘いの第一線で勇敢に立ち向かっている医療従事者や、感染拡大防止対策が実施される中、自分の持ち場を固守している全ての人に敬意を示す」と語った。

張学友、陳奕迅が熱唱し、郎朗夫妻が連弾

音楽ファンから、「アフリカ難民救済」を目的として1985年に行われた20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴエイド」のグレードアップ版と見なされている「One World: Together At Home」コンサートの司会は、米国のトークショー番組の人気司会者・ジミー・ファロン、ジミー・キンメル、スティーヴン・コルベアの3人が務めた。

中華圏からは、絶大な人気を誇る歌手・張学友と陳奕迅が参加し、中国で注目を集めた。張学友は、世界中で新型コロナウイルスと闘う医療従事者などに英語の曲「Touch Of Love」を捧げ、中国語で「家で退屈にしているなら、歌を歌おう」と呼びかけた。動画を見ると、張学友はスマホで曲を流しながら歌っている。ネットユーザーからは、「さすがレジェンド。スマホ片手に歌っただけで、コンサート級の歌声」と絶賛する声が寄せられている。

張学友

陳奕迅は、広東語の歌「我什麽都没有」とジョン・レノンの「Love」を披露した。歌う前に、陳奕迅は中国語と英語で、医療従事者に向けて「この機会に、皆さんの無私の愛、努力に感謝を示したい。がんばって!」とエールを送った。

陳奕迅

中国人ピアニスト・郎朗は、妻のジーナ・アリスと連弾で「ノクターン第1番変ロ短調Op.9-1」披露した。演奏が終わると、二人共両手で指ハートを作り、医療従事者に敬意を示した。

郎朗と妻のジーナ・アリス

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