新型コロナウイルス肺炎の中国に関するデマとその真相(下) (2)

人民網日本語版 2020年04月28日09:42

【デマ6】中国は感染拡大に対して責任があり、世界の損害を賠償しなければならない。

【真相】ウイルスは人類共通の敵であり、中国も被害者だ。中国に「賠償」を求めることには何の法的根拠もない。

△ウイルスは人類共通の敵であり、いつどこでも発生する可能性がある。中国は他の国と同じように被害者だ。

△ 今回の防疫の過程において、中国は迅速に有効な措置を講じ、国際的な義務を履行した。WHOは1月30日に新型コロナウイルス感染症が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言したが、これは中国が初めてWHOに感染状況を報告してから1ヶ月後のことであり、中国が報告義務の履行上いささかも遅延していなかったことを十分に立証している。

△現行の国際法と「国際保健規則(IHR)」には、感染症パンデミックに対する国家の引責の根拠となるような条項はない。ある国際法学者は、「もし中国に新型コロナウイルス肺炎について責任を取り、損害を賠償するよう要求するのであれば、どの国がH1N1新型インフルエンザやエイズ、狂牛病などの流行疾病に対し責任を取り、損害を賠償するのか?」と指摘している。

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