2020チョモランマ標高測量登山隊は標高8300メートルのキャンプに到着し、27日未明に登頂を開始した。中央テレビニュースが伝えた。
未明に登頂を開始するのはなぜか。2020チョモランマ標高測量技術協調チーム長の党亜民氏は、「未明の登頂はチョモランマの気候条件と関係している。通常は午前11時前に撤退しなければならない。午後になると頂上の風が非常に強くなり、危険度が上がるからだ。頂上で測量活動を行うための時間を確保する必要もあり、午前7、8時前に登頂できるようにするため、午前1、2時に出発しなければならない」と述べた。
党氏はまた、「未明を選ぶもう一つの重要な理由は、未明の雪が足につきにくいからだ。登山家がはく登山用の靴は重さが2キロ以上で、雪がつけば非常に危険だ。未明の時の雪がつかず、相対的に安全と言える」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年5月27日