中国初のタニシ麺産業学院が今月28日、広西壮(チワン)族自治区の柳州職業技術学院で発足した。同学院は、特色あるハイレベルの学科7つを開設し、毎年約500人の学生を受け入れて育成する計画だ。柳州市の名物グルメ・タニシ麺の2019年の売上高は70億元(1元は約15円)以上に達している。人民網が報じた。
新型コロナウイルス流行期間中、タニシ麺は「巣ごもり」中に絶対欠かせないグルメとなり、売り切れが続出。そのたびに大きな話題となってきた。高等教育機関である柳州職業技術学院がタニシ麺産業学院を開設したというニュースも、瞬く間に大きな話題となっている。
ネットユーザーからは、この学院に漂う「香り」について、「塩漬けタケノコや塩漬けササゲの香り」とする人もいれば、「幸せな香り」とする人も。さらには、「実験が終わったら、実験材料を食べられるんじゃない?」など想像をめぐらすメッセージまで寄せられている。
さらに、別の地域のネットユーザーたちも負けじと、「重慶小麺学院を発足させて」や「西安羊肉泡饃学院を発足させて」、さらには「広東は煲湯学院で応戦だ」といった声を挙げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年5月29日