2020两会

冷食、テント、シャンパングラス…屋外パーティで盛り上がる「ピクニック経済」 (2)

人民網日本語版 2020年06月01日09:22

さまざまな業者はピクニックの新たなビジネスチャンスをがっちりつかまえる

ますます多くの若い人がピクニックをするようになるにつれて、ピクニックが新型のライブコマース方式になっている。

「ピクニックのシートは絶対に赤いチェックで、防水性も大事。ピクニックの食器は写真映えするために見た目がかっこよくなければならない」と投稿した「Still begirl」さんは小紅書で活躍するグルメブロガーで、ピクニックのノウハウを投稿すると、数百件の「いいね」や「保存」を獲得した。よく見ると、ノウハウの文章の下の方にピクニック用品の購入リンクがつけられており、たとえば柳のバスケット30%オフとか、ピクニックシート20−40%オフなどと表示されている。

多くのECプラットフォームの業者が「ピクニック経済」がもたらす新たなビジネスチャンスに気がつくと、機に乗じて「ピクニックセット」を打ち出した。アウトドア用品のネット店舗オーナーは、「ほんの1ヶ月ほどの間に商売が突然上向くなんてまったく思いも寄らなかった。しょっちゅう若い女性から問合せがあって、ピクニック用の卓上風船はあるかと聞いてくる。うちの店のピクニック関連商品マークがついた商品はどれも売れ行きがいい。今までは大して売れなかったミニテントも売れているし、店にある携帯式防水ピクニックシートはここ1ヶ月ほどの間に3万5千枚も売れた」と話した。

北京の複数の西洋料理レストランやスイーツ店も流行に乗じてピクニック向け食品セットを販売するようになった。「走板」という名前のスイーツ店は価格128元(約1919円)の2人用ピクニックセットを売り出した。ロールケーキが2切れ、ハンドメイドクッキーが1パックに、ネットで人気のチーズティが2カップというセットだ。一般的なデリバリーセットに比べ、ピクニックセットには「見た目がいい」ケースが使用され、チーズティも洗練されたガラス瓶に入れられている。

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