感染症下の大学受験会場は例年とどこが違うか? (2)

人民網日本語版 2020年07月04日15:00

一般試験会場は受験生の間を1メートルあける

試験会場の入り口には消毒液、手洗い液、ティッシュペーパー、マスクなどが置かれ、受験生は自由に使えるようになっている。

一般受験会場には1部屋あたり20席が設置され、1人1席、4席が5列並び、席の前後左右は1メートル以上の距離が取られている。

この学校では別の階にも予備会場が3ヶ所設置され、当日の入校時に健康チェックで問題があった受験生、試験の途中で具合が悪くなった受験生が使用する。1部屋あたり3席が設置され、席と席の間は2メートル以上あいている。

また各試験会場には防疫副試験官が1人配置され、感染症に関連した緊急事態に対処する。

現在、試験会場となる各学校は試験官の選出を終えている。7月1日に全試験官を対象に新型コロナウイルスのPCR検査を行い、全員の陰性が確認された。

試験中に発熱、咳、嘔吐、下痢などの症状が出た受験生に対しては、防疫副試験官が主任試験官と共に速やかに対応し、その場で受験を続けられるかどうかを判断する。続けられると判断された場合は、予備の会場に移動して試験を受ける。一般会場から予備会場への移動にかかった時間は、北京教育考試院の許可を受けた後に試験時間に加算され、受験生の利益が最大限保障されるようになっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年7月4日

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