武漢市の中学生15万8000人が約7ヶ月ぶりに登校再開

人民網日本語版 2020年08月12日13:42

武漢市第二十一(警予)中学で秩序良く校内に入る生徒ら。

湖北省武漢市の中学1、2年生合わせて約15万8000人が今月10日、約5ヶ月にわたる自宅でのオンライン学習期間を終え、ついに登校を再開。久しぶりに教室に戻った。武漢晩報が報じた。

同日、武漢二中広雅中学に足を運ぶと、密集を避けるため、同校は校門を2ヶ所開け、生徒らはまず間隔を空けて列に並び、体温測定を受け、発熱などの症状がないことを確認したうえで校内に入っていた。中学1、2年生はAとBの2グループに分かれて交替で登校する形式をとらず、各クラスでは規定に基づいて朝と正午、夕方に3度検温を実施し、その結果を記録した。

登校再開後初めての授業。

学校に戻ってきた生徒を迎えるために、多くの教師らが前もって心温まるプレゼントを用意した。午前7時半、同市の四十九中学2年1組の担任である教師の王雪梅さんは、教室の入り口に立ち、生徒一人ひとりをしっかりと抱きしめて迎え、愛とエールを送った。武漢市二橋中学知音キャンパス8年2組を受け持つ謝会明さんは、登校再開を祝うプレゼントとして、各生徒に励ましの文字が入った中国の国旗などを用意した。

武漢二中広雅中学では、中学1、2年生はA、Bの2グループに分かれた交替登校は行わず全員一緒に授業を受けている。

登校再開後は、校内での新型コロナ対策が重要なポイントとなる。武漢市江岸区教育局によると、新学期の校内の安全を守るために、同区は「江岸区小中高校(幼稚園)の新型コロナ対策常態化ガイド」を作成し、区内の全ての学校に配った。ガイドは、組織管理、校内環境、食品安全、健康管理、物資確保、応急処置、宣伝教育の7章に分かれている。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年8月12日

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