米国のジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、北京時間6日午前7時35分の時点で、世界の新型コロナウイルス感染者数は1871万人以上、死者は約70万4000人を超えた。多くの国で引き続き再流行も生じている。中国新聞網が報じた。
影響受けた学生は10億人
1日の労働時間が平均48.5分伸びる
国連は、世界で10億人以上の学生が新型コロナウイルスの影響を受けていると試算している。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は現地時間4日、「新型コロナウイルス流行により、人類史上最も深刻な教育の中断が生じている。学校の授業が長期に渡って停止すれば、学習の機会の不平等がさらに深刻化する。国際社会は大胆な対策を講じて、この危機に積極的に対応しなければならない」と指摘した。
国連の報告によると、新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込めたうえで、授業を再開するというのが、まず最初に必要な対策としている。グテーレス事務総長は、教育への資金投入を拡大するようにと呼びかけている。
また、ある専門家の研究によると、新型コロナウイルスが流行して以来、テレワークを余儀なくされている人が増え、1日当たりの平均労働時間が48.5分伸びた。また、社内会議の時間も13%増えた。1日あたりにやり取りされるメールの件数も1.4倍増えたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年8月6日