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「ダブル11」に世界500万の業者が参加 2600ブランドが初登場

人民網日本語版 2020年11月12日14:11

世界中から買い、世界中に売る。11月11日、12回目の「ダブル11」(11月11日のショッピングイベント)が予定通りにやって来た。

今年は25万のブランド、500万の業者が参加し、2600を超える海外ブランドが中国初登場となった。中国の貧困県の業者38万社が「オンライン」で販路を切り開き、400万個を超える宅配便が国際定期貨物列車「中欧班列」によって欧州に運ばれていった……中国の極めて大規模な市場はまるで「巨大なパイ」のように、数多くのブランドと世界の優れた製品を引き寄せている。

この感染症の中での世界最大のショッピングイベントとして、「ダブル11」は売る側が販売を促進し、買う側が「手切り族(ネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)」になって買い物をする消費のカーニバルであるだけでなく、2つの循環の新たな発展局面の下で中国の経済の活力と内需のエネルギーを観察する重要な窓口にもなっている。

世界の25万のブランド、500万の業者が天猫(Tmall)のECプラットフォームに進出し、イベント開始から10分でライブコマースによって生まれた取引量は昨年の一日の取引量以上に

「夜遅くまで起きていて、半額になった『神仙水』(スキンケア製品)3本とインスタントラーメンと液体洗剤を手に入れた」と話すのは、北京市朝暘区に住む孟さん(女性)で、複数のECサイトのライブコマースを行ったり来たりして、「とにかくお得なよい買い物のチャンスを逃したくなかった。日付が変わるとすぐ、あらかじめネットの買い物かごに入れておいたプレセールの商品を選び、クリックして代金を支払った。だが、そこまでしても、人気の洗顔フォームは買えなかった」という。

全国には、孟さんと同じようにライブ中継を見守った人が億千万いる。天猫のECプラットフォームのデータによると、ショッピングの最初の波はプレセール開始から10分後で、ライブコマースによって生まれた取引量は昨年の「ダブル11」一日分を超え、4倍に増加した。化粧品では、12種類の製品が1時間のライブコマースで取引額がいずれも1億元(1元は約15.9円)を超えた。有名なライブ配信パーソナリティの李佳■(王へんに奇)と薇▼(女へんに亜)のライブ中継の視聴者はのべ1億6200万人と1億4900万人に達し、昨年より1億人多かった。この2人の売上高はそれぞれ30億元を超え、合わせると78億元に迫り、2009年の第1回「ダブル11」の150倍以上になった。

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