中国は12日午後11時59分に西昌衛星発射センターで「長征3号乙」キャリアロケットを使い、「天通1号02星」を予定の軌道に送り込んだ。打ち上げ任務が無事に成功した。新華社が伝えた。
天通1号衛星モバイル通信システムは、中国が独自開発・建設する衛星モバイル通信システムで、宇宙側・地上側・ユーザー端末で構成される。天通1号02星は中国空間技術研究院が全体開発を担当し、軌道投入後、地上モバイル通信システムと共に天地一体化モバイル通信ネットワークを構築する。中国及び周辺地域、中東、アフリカなどの関連地域、及び太平洋やインド洋の大半の海域のユーザーに向け、全天候型・24時間・安定的で信頼性の高い通話・ショートメッセージ・データなどのモバイル通信サービスを提供する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年11月16日