中国国務院共同対策メカニズムは25日午後、コールドチェーンで輸送される食品や秋・冬季の食品安全に関する状況発表会を開催した。「春節(旧正月)に合わせた連休中は、人の動きが活発になるが、新型コロナウイルス感染拡大の初期と同じような厳しい対策が講じられる可能性はあるのか?」という記者の質問に、中国疾病予防管理センターの首席疫病学者の呉尊友氏は、「冬季に入って以来、世界では感染拡大が悪化している。世界は大きな試練に直面しており、中国も試練に直面している。中国は過去11ヶ月の間に、一連の新型コロナ対策を総括しており、感染拡大の再来、今年の初めに起きたような深刻な感染拡大を阻止できると確信している。総じて言うと、科学的に、的を絞って、集中的、かつ重点を置いて対策を講じることだ。早期発見し、直ちに感染拡大を最小限に抑え込まなければならない」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月26日