国家航天局によると、月探査機「嫦娥5号」は2日午後10時、約19時間の月面作業を経て順調に月表面の自動試料採取を完了した。また予定の形式に基づき、試料を上昇モジュールの保存装置内に密封保存した。試料採取と密封の間、科学技術者は地上実験室で探査機から伝送されたデータに基づき、試料採取エリアの地理模型を作り、全プロセスにわたる試料採取のシミュレーションを行い、試料採取の意思決定と各プロセスの操作に重要な根拠を提供した。着陸モジュールに搭載された月土壌構造探知機などのペイロードが正常に稼働し、計画に基づき科学探査を展開し、試料採取に情報サポートを提供した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月3日