月探査機「嫦娥5号」の着陸モジュールと上昇モジュールの結合体が北京時間2日午前4時53分、月のドリルによる試料採取と包装を完了した。探査機は1日午後11時頃に月面着陸に成功した後、ソーラーパネルを開き、ロックを解除するといった関連準備作業を展開した。着陸モジュールと上昇モジュールの結合体は現在、計画に基づき月表面の試料採取を行っている。嫦娥5号探査機の自動試料採取任務は表面の採取と掘削を結びつけ、複数ポイントで採取を行う。ドリルによる掘削及びロボットアームによる表面の採取というモデルを設計した。
嫦娥5号探査機は北京時間1日午後11時11分、月の表側の西経51.8度、北緯43.1度付近の着陸候補エリアに着陸し、着陸時の映像を伝送した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月3日