嫦娥4号が再び目を覚ます、玉兎2号は目標エリアの岩を探査へ

人民網日本語版 2020年10月14日13:25

中国国家航天局月探査・宇宙事業センターが11日に発表したところによると、月の裏側に再び日差しが降り注ぎ、「嫦娥4号」着陸機と「玉兎2号」月面ローバーが自動的にスリープモードを解除し、23日目の日中の活動期間を迎えた。嫦娥4号は現在まで、月の裏側で順調に地球の647日を送っている。人民網が伝えた。

紫色の丸は距離が最も近く、反射率が比較的高いクレーターだ。赤色の丸は岩の位置で、白線は計画中の走行ルート(写真は国家天文台が提供)。

嫦娥4号は11日午前11時56分に、玉兎2号は10日午後6時57分にスリープモードを解除した。パノラマカメラの合成画像、DOM画像などのデータに基づき、玉兎2号は今回の月の日中に玄武岩分布エリアもしくは反射率の高いクレーターエリアに向かい走行する。この2エリアは現在の探査ポイントの北西方向にある。この走行ルートには、直径約30センチの岩が1つある。玉兎2号は赤外線イメージング分光器を使い、この岩のスペクトル探査を行う。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年10月14日

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