中国民用航空局の董志毅副局長は、国務院新聞弁公室が22日に開催した、白書「中国の交通の持続可能な発展」発表記者会見で、今月20日の時点で、同局は中国国内外の航空会社に対して一時停止措置を累計で140回発令し、国際便272便の運航が中止され、海外からの新型コロナウイルス流入が効果的に防止されていることを強調した。新華社が報じた。
董副局長によると、新型コロナウイルスの海外からの流入リスクが高まり続けているのを背景に、中国民用航空局は、国際線旅客便に対する一時停止措置制度を調整。今月16日から、中国到着時のPCR検査で乗客5人以上に「陽性」が確認された場合、2週間の運航停止措置が講じられる。これまでは、1週間の運航停止だった。
国際貨物便に関しては、同局は対策のレベルを上げて、要求を厳格化し、複数のレベルにわたり、的を絞った対策を講じ、徐々に回復している国内外人員と貨物の往来をめぐる実際の需要を満たすよう取り組んでいる。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月24日