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国境地域の雲南省騰衝市の「極地の灯台」や珍しい生態環境

人民網日本語版 2021年01月08日16:54

雲南省南西部にある騰衝市は、昔から西南エリアの国境地域における重要な町で、地理学者の徐霞客氏は、「はるか遠くある国境地域の第一城」と表現している。人民網が報じた。

世界につながる貿易の道

騰衝市内の和順古鎮は、雲南省で有名な「僑郷」と呼ばれる帰国華僑やその家族が多い地域だ。ここ600年の間に、中原文化や西洋文化、南詔文化、国境地域文化がそこで融合し、化学変化を起こしてきた。そして、独特の「僑郷文化」や「キャラバン文化」が形成されてきた。

西南エリアのシルクロードを通して、「キャラバン」は、古代中国のシルクや陶磁器、鉄器、食塩、茶葉などを西洋諸国へと運んだ。また、アジアや欧州のヒスイや宝石、香料などが中国国内へとどんどん運ばれてきた。

2000年以上にわたって、比較的早い時期から開放と開発された騰衝はシルクロードにおいて重要な関所となった。現在、騰衝市出身の華僑・華人35万人が、世界の23ヶ国・地域に住んでいる。

啓発を与え心を明るく照らす「極地の灯台」

和順図書館は、騰衝市の文化の源泉で、昔から今に至るまで、古鎮の「ニュース発表センター」となり、現地の人々から親しみを込めて「極地の灯台」と呼ばれてきた。

和順図書館(撮影・蘇纓翔)。

人口わずか6000人ほどの順古鎮の図書館には10万冊以上の本があり、読みやすい大衆的な文学作品だけでなく、科学図書から参考図書、さらには木版画での糸とじの古本2万冊以上や、21世紀初めに出版された図書などが並んでいる。

和順古鎮とは40キロほど離れた固東鎮では、今でも影絵が演じられ、その声と音楽が村中に響き渡っている。

多くの人に愛されるヒスイ加工の先駆者

ヒスイは、騰衝市の人々にとっては宝石。ミャンマーのカチン州にはヒスイ鉱山があり、その商業的価値を最も早くに見つけたのは、騰衝の人だった。騰衝の人々はヒスイ加工の先駆者となり、その歴史は600年に及ぶ。

現在、ヒスイや玉の彫刻品産業は、騰衝市の経済、社会の発展を牽引しており、同市のうつくしい文化的代名詞ともなっている。

ヒスイの見分け方を外国人に説明する玉の彫刻品職人・楊樹明さん(撮影・向星権)。

天と人を一つにする美しい生態環境

騰衝市の北海湿地保護区には重点保護動物に指定されているセイケイ、国家重点一級保護動物のイヌワシ、国家一級重点保護野生植物のジュンサイなど、たくさんの貴重な動植物が生息している。それら珍しい鳥や美しい花が、北海湿地の多様な生態環境を形成している。

セイケイ(撮影・ 周雨)。

また騰衝市には、豊富な地質資源もある。同市はユーラシアプレートとインドプレートが交わる場所に位置し、二つのプレートが移動し、ぶつかり合う中で、同市は世界でも珍しい火山と地熱が共存する典型的な地域となっている。

厳しい大自然の営みにより、非常に珍しい地質的奇観も形成されている。中でも最も代表的なのは、日中問わず、水が沸騰していて、1年中水蒸気が上がっている「大滚鍋」で、その直径は約3メートル、水深は1.5メートル、水温96.6度に達する。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年1月8日



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