重量は1千トンをゆうに超え、長さは100メートル以上という国際列車が中国に入国する際、どのように新型コロナウイルスの「水際対策」が講じられるのだろうか?広西壮(チワン)族自治区にあるベトナムとの国境地点から入国してくる列車への消毒作業の様子を撮影した動画が最近、中国のネット上で、「スケールが大きい」と話題を集めている。人民日報が報じた。
広西チワン族自治区とベトナムとの国境地点には、列車専用の消毒システムが設置されている。貨物列車が通過するたびに、高圧式噴霧器20個が自動で作動し、消毒剤を噴射して消毒が行われる。

ベトナムから中国に入る際、360度死角なしの消毒作業が行われる国際貨物列車(撮影・黄冬騰)。

当然ながら車両下面まできちんと消毒される。
これは、中国鉄路南寧局集団有限公司が設置した国際貨物列車専用の消毒システムだ。列車がこの消毒設備が設置されているエリアを通過する時は、40キロ以下に速度が落とされ、1回に車両30両分、長さ約400メートルの消毒をすることが可能だ。
また、消毒システムには専門スタッフが配属され、ダイヤに基づいて、毎日十分な量の消毒液を準備し、消毒がきちんと実施されているか監視カメラを通してリアルタイムでチェックしている。列車が通関地に到着すると、鉄道当局は新型コロナ対策に基づいてさらに消毒を2度実施している。(編集KN)

倉庫に到着した貨物を消毒するスタッフ(撮影・彭婉雲)。

入国して来た列車のボディを消毒するスタッフ(撮影・彭婉雲)。
「人民網日本語版」2021年2月8日
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