教育部(省)はこのほど、2020年度一般大学本科専攻の登録と審査結果を発表した。量子情報科学、フレキシブルエレクトロニクス、暗号科学・技術など37の新たな専攻が一般大学本科専攻目録に組み込まれた。科技日報が伝えた。
「一般大学本科専攻設置管理規定」(教高〔2012〕9号)に基づき、教育部はこのほど2020年度一般大学本科専攻設置・調整作業を組織し展開した。報告、公示、審査などの手続きを踏まえ、各地の各大学が教育部に登録を申請した専攻を登録した。これらを踏まえた上で、大学専攻設置と教学指導委員会の評議結果に基づき、教育部は設置に同意する国が制限する専攻と専攻目録に入っていない新専攻リストを確定した。
リストによると、南開大学や北京理工大学などの7大学が暗号科学・技術専攻の新設を許可された。清華大学はスマートプロジェクト・クリエイティブデザイン専攻の新設を、中国科学技術大学は量子情報科学専攻の新設を、西北工業大学はフレキシブルエレクトロニクス専攻の新設を許可された。
同じく注目すべきは、西湖大学もリスト内に名を連ね、物理学、化学、生物化学、材料科学・工学、電子情報工学という5つの本科専攻の開設を認められたことだ。西湖大学は民間が運営する、国が重点的に支持する非営利目的の新型大学で、現在のところ学部生の募集を行っていない。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年3月3日