会社で働いていると、「面倒だな」と感じることがたくさんあるものだ。例えば、自分から上司に微信(WeChat)の「友人の申請」をすべきかというのは、判断に迷う悩みの一つだろう。工人日報が報じた。
中国の職場ではすでに微信が「必須アイテム」の一つとなっており、上司が微信を通じて仕事を手配したり、部門でグループを作って必要な情報を送信したり、残業の通知を送ったりしているというケースも多い。そのため、イライラやストレスの原因は、「微信」を通じてやって来ると言っても過言ではない。しかしだからといって、微信を使わないわけにもいかないのが現状だ。

自分から上司に微信の「友人の申請」をするかという問題については、一般的には、仕事の連絡が取りやすいため、部門の直属の上司には申請しておいたほうがいいだろう。
では、直接の上司ではないさらに上の上役の場合、自ら進んで申請しておいたほうがいいのだろうか?
微信を使用する上でのマナーは、働く人にとってすでに「必修科目」となっているものの、直属ではない上役に自ら微信の「友人の申請」をするかという点については、やや微妙な問題となる。
知り合い程度の仲でも「友人」として追加する人が多い現在、多くの人にとって、微信で友人の申請を受けとることは一種の負担になっている。上役であっても同じことで、「コミュ障」に陥ることもある。部下から「友人の申請」をされた場合、上役の多くは気分を害することはないものの、心の中で「面倒くさいなぁ」と思っているかもしれない。それでも、部下のメンツをつぶすようなこともできないのだ。
もし微信グループを通じて、自分から上役に「友人の申請」をして、「ブロック」されてしまった場合はややバツの悪い思いをすることになる。一方、上役の方はと言えば、「誰だこれ?なぜ申請されたんだ?」と、「?」マークがいっぱいになっていることだろう。そしてたとえ友人として追加したところで、きっと内心は無理やり追加させられたという気持ちをぬぐえないだろう。

まとめるなら、仕事に頑張る真面目なサラリーマンの場合、自分から微信で上役に「友人の申請」をする必要はない。重要な事が生じた場合でも、直接報告したり、電話で指示を求めたりしたほうがいい。自分から微信で上役に「友人の申請」をした場合、友好的とは言い難い選択を上役に迫ることになってしまう可能性があるからだ。その上、友人の追加には慎重なタイプの上役だった場合、申請したことでかえって悪目立ちしてしまい、メリットよりもデメリットの方が多い結果となってしまうだろう。
当然ながら、仕事の事情で上役のほうから「友人の申請」を求められた場合については、部下として選択の余地はない。
しかし、上役を「友人」として追加した後、モーメンツへの投稿内容は、書きたいと思ったことを何でも投稿するわけにはいかなくなってしまうかもしれない。それは、「友人」が多くなればなるほど、モーメンツへの投稿が少なくなる人が多い理由の一つだろう。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年3月25日
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