今月13日から17日24時にかけて、安徽省で確認された新型コロナウイルス感染の国内症例は7人、遼寧省は13人だった。2省を合わせても、大規模な拡大とまではいかないものの、人々に常態化している予防対策を決して緩めてはならないと再認識させるとともに、ワクチン接種を加速して推進しなければならないと再認識させている。今月17日までに、中国の新型コロナウイルスワクチンの接種回数は4億2000万回となっている。中央テレビニュースが報じた。
1回で有効となるアデノウイルスベクターワクチンを接種した人を別とすると、多くの人が2回目の接種時期を迎えている。では、中国でワクチン供給は追いついているのだろうか?
中国疾病予防管理センターの研究員で、科学研究難関攻略グループ・ワクチン研究開発グループの専門家メンバーである邵一鳴氏は、「中国では十分な量のワクチンを供給できる。中国の生産能力は加速しながら拡充されている。接種ニーズがあるならば、1日当たり2000万回以上の接種が可能となっている」と説明している。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月19日