中国国家衛生健康委員会の公式サイトによると、5月13日0時から24時にかけて、31省(自治区、直轄市)と新疆生産建設兵団で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は7人だった。うち輸入症例が5人(広東省3人、上海市1人、福建省1人)、国内症例は2人(いずれも安徽省)、新たな死者は0人、新たに感染が疑われた人は1人だった(輸入症例、上海)。人民網が各社の報道をまとめて報じた。
国内症例2人は、安徽省六安市裕安区と合肥市肥西県で確認された。2人とも現地の市級感染症指定病院で隔離され治療を受けている。
スクリーニングにより、感染者の李さんは江蘇省無錫市のある企業の従業員で、主に撮影・マーケティングの研修に従事しており、5月1日に遼寧省営口市から大連経由で合肥に移動したことが分かった。また現時点までに大連で海外からの渡航者と接触したことも判明している。翌2日には、六安市のあるスタジオで研修を行っていた。もう一人の感染者である張さんは、そのスタジオのスタッフで、最近、安徽省を離れたことはない。張さんは、李さんの研修に参加していたほか、李さんと一緒に食事をしていた。
関連の規定に基づき、14日から、六安市金安区の商業施設・浙東商貿城と裕安区の団地・百川明庭小区のリスク等級が「中」に引き上げられた。同2区の他の場所のリスク等級は「低」のままとなっている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月14日