中国海洋石油集団有限公司が19日に明らかにしたところによると、中国が独自に設計・建造する最大の海上原油生産プラットフォーム「陸豊14-4中心プラットフォーム」が、南中国海の東部でフロートオーバー工法により順調に設置された。これは中国の大型海洋油ガス装備の建造と設置能力のさらなる向上を意味する。新華社が伝えた。
同社の関係責任者によると、同プラットフォームは一体化モデルを採用し建造され、各機能モジュールが陸上で積み木のように組み立てられた。海上設置から2日後に人員の居住条件が整う。プラットフォームは2021年末の稼働を予定しており、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)により多くの油ガス資源を提供する。
同プラットフォームは上部モジュールとジャケットからなり、水深145メートルの海にそびえ立ち、高さが70階建てビルに相当する218メートルで、総重量が3万トン近くに上る。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年5月20日
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