黄河中流部下流寄りに位置する三門峡水利ターミナルは、河南省と山西省の2省にまたがり、制御対象流域の面積は68万8千平方キロメートルと、黄河の総流域面積の91.5%、黄河における制御総水量の89%、黄河が運ぶ土砂量の98%を、それぞれ占めている。人民網が報じた。
1957年4月13日に着工し、1961年に竣工した三門峡水利ターミナルプロジェクトは、「万里黄河第一のダム」と呼ばれている。ダム建設によって、「3年で2回決壊する」という黄河の歴史に終止符が打たれ、両岸の住民は、安心した生活を送ることができるようになった。三門峡ダム完成後、毎年10月から翌年6月にかけてのダム区貯水シーズンが訪れると、黄河は、三門峡谷で、面積約200平方キロメートルに及ぶ美しい湖を形成する。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年6月22日